コマンドリファレンス
すべてのコマンド名にあるリンクは各コマンドごとの紹介ページとなっています。
接続処理
コマンド |
パラメータ |
内容 |
QUIT |
– |
接続を閉じる |
AUTH |
password |
有効な場合、簡単なパスワード認証が行われます |
全データ型対応の操作
コマンド |
パラメータ |
内容 |
EXISTS |
key |
キー key が存在するか確認します |
DEL |
key |
キー key を削除します |
TYPE |
key |
あるキー key で格納されている値の型を返す |
KEYS |
pattern |
与えられたパターン pattern にマッチするすべてのキーを返す |
RANDOMKEY |
– |
return a random key from the key space |
RENAME |
oldname newname |
古いキー oldname を新しいキー newname にリネームする。もし新しいキーがすでに存在する場合、上書きする。 |
RENAMENX |
oldname newname |
古いキー oldname を新しいキー newname にリネームする。新しいキーが存在しない場合のみ有効。 |
DBSIZE |
– |
その時点でのデータベース内におけるキーの数を返す |
EXPIRE |
key seconds |
キー key の有効期限を seconds 秒に設定する |
PERSIST |
key |
キー key の有効期限を破棄する |
TTL |
key |
キー key の存命時間を取得する |
SELECT |
index |
与えられたインデックス index のデータベースを選択する |
MOVE |
key dbindex |
あるキー key を現在のデータベースから dbindex のDBへ移す |
FLUSHDB |
– |
現在選択されているデータベースのすべてのキーを削除する |
FLUSHALL |
– |
すべてのデータベースからすべてのキーを削除する |
文字列型の操作
コマンド |
パラメータ |
内容 |
SET |
key value |
文字列 value にキー key をセットする |
GET |
key |
あるキー key に対応する文字列を返す |
GETSET |
key value |
あるキー key に文字列 value をセットして、そのキーに紐づいていた古い文字列を返す |
MGET |
key1 key2 ... keyN |
Multi-get, 与えた複数のキー keyN に対応する文字列を返す |
SETNX |
key value |
そのキー key が存在しない場合、文字列 value にキーをセットする |
SETEX |
key time value |
Set+Expireの合わせ技 |
MSET |
key1 value1 key2 value2 ... keyN valueN |
単一アトミック操作で複数のキー keyN と文字列 valueN のペアをセットする |
MSETNX |
key1 value1 key2 value2 ... keyN valueN |
単一アトミック操作で複数のキー keyN と文字烈 valueN のペアをセットする。ただし与えられたキーのすべてが存在しない場合のみ有効。 |
INCR |
key |
キー key に対応する整数値をインクリメントする |
INCRBY |
key integer |
キー key に対応する整数値を integer だけインクリメントする |
DECR |
key |
キー key に対応する整数値ををデクリメントする |
DECRBY |
key integer |
キー key に対応する整数値を integer だけデクリメントする |
APPEND |
key value |
キー key に対応する文字列に value の文字列を追加する |
SUBSTR |
key start end |
キー key に対応する文字列の start から end の部分文字列を返す |
リストの操作
コマンド |
パラメータ |
内容 |
RPUSH |
key value |
キー key に対応するリストの末尾に要素 value を追加する |
LPUSH |
key value |
キー key に対応するリストの先頭に要素 value を追加する |
LLEN |
key |
キー key に対応するリストの長さを返す |
LRANGE |
key start end |
キー key に対応するリストから start 番目から end 番目までの部分リストを返す |
LTRIM |
key start end |
キー key に対応するリストを start 番目から end 番目の部分リストに変更する |
LINDEX |
key index |
キー key に対応するリストの index 番目の要素を返す |
LSET |
key index value |
キー key に対応するリストの index 番目の要素を新しい値 value に変更する |
LREM |
key count value |
最初の count 個だけ value にマッチする要素を key に対応するリストから削除する。 count が負数の場合は最後から count 個だけ削除する。 |
LPOP |
key |
キー key に対応するリストの先頭の要素を返してリストから削除する |
RPOP |
key |
キー key に対応するリストの末尾の要素を返してリストから削除する |
BLPOP |
key1 key2 ... keyN timeout |
複数のキー keyN に対応するリストを LPOP から timeout 秒ブロックする |
BRPOP |
key1 key2 ... keyN timeout |
複数のキー keyN に対応するリストを POP から timeout 秒ブロックする |
RPOPLPUSH |
srckey dstkey |
キー srckey のリストの末尾の要素を返してそのリストから削除し、キー dstkey に対応するリストの先頭にその値を追加する。 |
セットの操作
コマンド |
パラメータ |
内容 |
SADD |
key member |
キー key に対応するセットにメンバ member を追加する |
SREM |
key member |
キー key に対応するセットからメンバ member を削除する |
SPOP |
key |
キー key に対応するセットからランダムに一つ選んだ要素を返し、セットから削除する |
SMOVE |
srckey dstkey member |
キー srckey に対応するセットからキー dstkey に対応するセットにメンバ member を移動する |
SCARD |
key |
キー key に対応するセットの要素数(濃度)を返します |
SISMEMBER |
key member |
キー key に対応するセットの中にメンバ member があるか確認します |
SINTER |
key1 key2 ... keyN |
複数のキー keyN に対応する複数のセットの共通セットを返します |
SINTERSTORE |
dstkey key1 key2 ... keyN |
複数のキー keyN に対応する複数のセットの共通セットを作成し、その結果をキー dstkey に紐付ける |
SUNION |
key1 key2 ... keyN |
複数のキー keyN に対応する複数のセットの結合を返す |
SUNIONSTORE |
dstkey key1 key2 ... keyN |
複数のキー keyN に対応する複数のセットの結合を作成し、その結果をキー dstkey に紐付ける |
SDIFF |
key1 key2 ... keyN |
複数のキー keyN に対応する複数のセットの差分を返す |
SDIFFSTORE |
dstkey key1 key2 ... keyN |
複数のキー kenN に対応する複数のセットの差分を作成し、その結果をキー dstkey に紐付ける |
SMEMBERS |
key |
キー key に対応するセットのすべてのメンバを返す |
SRANDMEMBER |
key |
キー key に対応するセットの中からランダムに一つのメンバを選んで返す |
ソート済みセットの操作
コマンド |
パラメータ |
内容 |
ZADD |
key score member |
キー key に対応するソート済みセットにメンバ member を追加する。 member が存在する場合はそのスコアを score に上書きする。 |
ZREM |
key member |
キー key に対応するソート済みセットからメンバ member を削除する |
ZINCRBY |
key increment member |
もしキー key に対応するソート済みセットにメンバ member が存在する場合はスコアを値 increment だけインクリメントする。無ければ increment のスコアを持つメンバを追加する。 |
ZRANK |
key member |
キー key に対応するソート済みセット内にメンバ member が存在する場合はその順位(インデックス)を、存在しない場合は member を返す。メンバはスコアの昇順に並べるものとする。 |
ZREVRANK |
key member |
キー key に対応するソート済みセット内のメンバ member の順位(インデックス)を返す。メンバはスコアの降順に並べるものとする。 |
ZRANGE |
key start end |
キー key に対応するセットをメンバのスコアの昇順でソートした場合の、 start 番目から end 番目のメンバで作られたソート済みセットを返す。 |
ZREVRANGE |
key start end |
キー key に対応するセットをメンバのスコアの降順でソートした場合の、 start 番目から end 番目のメンバで作られたソート済みセットを返す。 |
ZRANGEBYSCORE |
key min max |
キー key に対応するソート済みセットの中からスコアが min 以上 max 以下の要素で作られたソート済みセットを返す |
ZCOUNT |
key min max |
キー key に対応するソート済みセットの中でスコアが min 以上 max 以下の要素の数を返す |
ZCARD |
key |
キー key に対応するソート済みセットのメンバ数(濃度)を返す |
ZSCORE |
key element |
キー key に対応するソート済みセットの特定の要素のスコアを返す |
ZREMRANGEBYRANK |
key min max |
キー key に対応するソート済みセットから min 以上 max 以下の順位のメンバをすべて削除する |
ZREMRANGEBYSCORE |
key min max |
キー key に対応するソート済みセットから min 以上 max 以下のスコアを持つメンバをすべて削除する |
ZUNIONSTORE / ZINTERSTORE |
dstkey N key1 ... keyN WEIGHTS w1 ... wN AGGREGATE SUM|MIN|MAX |
複数のキー keyN に対応する複数のソート済みセットの結合または共通セットを、重みとアグリゲーションに関するオプションを元に作成し、結果をキー dstkey に紐付ける |
ハッシュの操作
コマンド |
パラメータ |
内容 |
HSET |
key field value |
キー key に対応するハッシュ表にフィールド field に値 value のセットする。必要であれば作成する。 |
HGET |
key field |
キー key に対応するハッシュ表でフィールド field に紐づいている値を取得する |
HMGET |
key field1 ... fieldN |
キー key に対応するハッシュ表から複数のフィールド fieldN に紐づいている複数のハッシュ値を取得する |
HMSET |
key field1 value1 ... fieldN valueN |
キー key に対応するハッシュ表に複数のフィールド fieldN と値 valueN のペアをセットする |
HINCRBY |
key field integer |
キー key に対応するハッシュ表のフィールド field に対応する値を integer だけインクリメントする |
HEXISTS |
key field |
キー key に対応するハッシュ表にフィールド field が存在するか確認する |
HDEL |
key field |
キー key に対応するハッシュ表からフィールド field を削除する |
HLEN |
key |
キー key に対応するハッシュ表の要素数を返す |
HKEYS |
key |
キー key に対応するハッシュ表のすべてのフィールドを返す |
HVALS |
key |
キー key に対応するハッシュ表のすべての値を返す |
HGETALL |
key |
キー key に対応するハッシュ表のすべてのフィールドと値のペアを返す |
ソート
コマンド |
パラメータ |
内容 |
SORT |
key BY pattern LIMIT start end GET pattern ASC|DESC ALPHA |
セットまたはリストを与えられたパラメータに基づきソートする |
永続化処理コマンド
コマンド |
パラメータ |
内容 |
SAVE |
– |
同期的にデータベースをディスクに保存する |
BGSAVE |
– |
非同期的にデータベースをディスクに保存する |
LASTSAVE |
– |
最後にデータベースをディスク上に保存したUNIX時間を返す |
SHUTDOWN |
– |
同期的にデータベースをディスク上に保存し、サーバを落とす |
BGREWRITEAOF |
– |
追記専用ファイルが大きくなりすぎたときはバックグラウンドで再書き込みする |
リモートサーバ制御コマンド
コマンド |
パラメータ |
内容 |
INFO |
– |
サーバ情報やサーバの統計情報を提供する |
MONITOR |
– |
受信したリクエストをリアルタイムですべてダンプする |
SLAVEOF |
– |
レプリケーションの設定を変更する |
CONFIG |
– |
起動中にRedisサーバの設定を行う |