このクイックスタートを読めば5分でRedisの使い始め方がわかります。さらにRedisを知りたい方はRedisのドキュメントの見出しを確認してください。
Redisの最新安定版のソースは下記のリンクでtarball形式で配布しています:
$ wget http://redis.googlecode.com/files/redis-2.0.4.tar.gz
開発版のソースはgithubにあります。開発版は機能は増えていますが、あくまで製品段階ではありません:
$ git clone git://github.com/antirez/redis.git
RedisはほとんどのPOSIXシステムでコンパイルできます。Redisをコンパイルするには、tar.gzを展開してそのディレクトリに入り make と入力するだけでいいのです:
$ tar xvzf redis-1.02.tar.gz
$ cd redis-1.02
$ make
Redisサーバがきちんと動作しているかを確認するには、 make test を走らせてすべてのテストをパスするかどうかで判断できます。
Redisは設定ファイルなしで起動してもよきに計らってくれます。(設定ファイルなしで起動した場合、標準の設定で動作します)Redisを起動は下記のコマンドを入力すればいいだけです:
$ ./redis-server
デフォルトの設定ではRedisは標準出力にログを吐くので、いまなにが起きているのかをその場で確認することができます。あとで標準の設定を変更することもできます。
Redisにはコマンドラインクライアントも付いてきます。このクライアントは make を走らせてコンパイルしたときに自動的にRedisサーバと一緒に生成されます。このクライアントは redis-cli といいます。
たとえばキーをセットして、その後キーに対応する値を読み込みたいときは次のようにします:
$ ./redis-cli set mykey somevalue
OK
$ ./redis-cli get mykey
somevalue
要素をリストに追加する場合はこのようにします:
$ ./redis-cli lpush mylist firstvalue
OK
$ ./redis-cli lpush mylist secondvalue
OK
$ ./redis-cli lpush mylist thirdvalue
OK
$ ./redis-cli lrange mylist 0 -1
1. thirdvalue
2. secondvalue
3. firstvalue
$ ./redis-cli rpop mylist
firstvalue
$ ./redis-cli lrange mylist 0 -1
1. thirdvalue
2. secondvalue